黄龍風景区(中国)


古寺の裏手に回る。そこに広がっているのは「五彩池」。そこで異様なものを見つけた。石灰岩の池の堰に、石の灯籠が半ば飲み込まれている。


灯籠を建てたときは、まだそこまで池がなかったのだろうが、徐々に池が増えてきて、ちょうど灯籠の所に堰を作ってしまったのが奇観になったのだろうか。交流の成り立ちを表している。
池岸の低い木の枝が、池の水に浸っている所もあり、水中の枝は石灰分が付着して真っ白な綿毛が付いたようになっている。けっこう、石灰が物を覆ってしまうスピードは速そうだ。

  1. この記事へのコメントはありません。