石窟庵と仏国寺(韓国)

慶州博物館にある釈迦塔のレプリカ

秀吉の朝鮮出兵で焼け落ちた寺

2つの塔の向こう側に、本殿に当たるのが「大雄殿(テウンジョン)」がある。1959年の再建だという。新しいものらしい。本尊は釈迦牟尼如来を祀っている。
仏国寺は751年、当時の新羅の大寺院として建立された。一時廃寺となっていた。1592年、豊臣秀吉の朝鮮出兵、壬申倭乱によって、当時60ほどあった建物はほとんど焼け落ちたという。この大雄殿も基壇と礎石部分しか残らなかった。その基壇の上に再建、火災などでの焼失、を何度か繰り返しているという。

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