デリーのクトゥブ・ミナールと建物群(インド)

崩れ落ちそうな未完の塔

最後に「アライ・ミナール」を見た。大きな円柱が建っているのだが、これはクトゥブ・ミナールの約2倍の大きさの塔を作ろうとして途中でやめたのだという。


14世紀初めの王アラー・ウッディーンが建設を始めたが、暗殺されたために約27㍍までいったところでとん挫した。ウッディーンは奴隷王朝を倒した王朝の2代目の王。前王朝より大きく「倍」にしようとした気持ちはわかる。
出来上がっていたら高さ150~200㍍になったのだろうか。今にも崩れそうな感じに見えた。

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