ペトラ(ヨルダン)

広場を挟んでエド・ディルを眺めながら、クッションを敷いた椅子に座ってコーヒーを飲む。ここでも至福の時が過ぎていく。どちらが先に造られたかはわからないが、巨大さから言えば、エル・ハズネよりも労力や時間がかかったように見える。店の裏手の少し小高い丘に登って見下ろすようにしてみた。午後3時を回ったところで、下山にかかる。冬の日差しはそろそろ傾き始めている。

全く表情を変えたエル・ハズネ

石段を下り(これも足にくるのだが)、凱旋門からメーンストリートを戻る。行きに見た「王家の墓」は斜めの日差しを浴びてくっきりと赤く見えている。再び、エル・ハズネに着いた。
この時間になると、もう日差しを受けていない。朝見たときは赤かったエル・ハズネだが、夕方になると白っぽくなる。印象は全く違う。やはり見るなら午前中、朝の光があるときがいいだろう。

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