ペトラ(ヨルダン)

丘の上から見た大神殿

メーンストリートにはたぶん両側に柱が立っていたのだろう。「列柱通り」と呼ばれているところが、かつての通りの賑わいを想像させる。道の傍らには崩れた柱の残骸が残っていた。エル・ハズネから来ると、このあたりがメーンストリートの入口になる。

エド・ディルへの険しい道

メーンストリートを引き返してペトラ渓谷を先に進むと、レストランやトイレなどがある一角に出る。ここで昼食。周りの岩山にはやはり墓らしきファサードや穴がたくさんある。墓に囲まれての食事だ。ここから、最後の難関に向かうので、しっかり腹ごしらえをしておこう。
多くのツアーでは「希望者のみ」となっているのが、ペトラ峡谷の奥にある「エド・ディル(Ed Deir、修道院)」。谷の断崖に造られた800段とも900段ともいわれる石段を上る。
「1時間ほどですから、行きましょう」とガイドは軽く言う。結論から言うと、きついことは確かだが、見れば疲れは吹っ飛ぶ。

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