スイスアルプスのユングフラウとアレッチ(スイス)
季節は初夏だったが氷河があるぐらいなので、それより高い山頂の雪は当然か。ベルンを出る時に長袖のセーターを買ってきてよかった。
しばし見とれていると、頭が痛くなってきた。休もうと思い、レストランに入る。そういえば、朝から何も食べていなかったので、牛肉のシチューのようなものを注文した。
高山病に注意
だが、口に入れてみても、味がよく分からない。頭痛はときおりゆっくりと襲ってくる。「これが高山病?」。もう1回、外へ出て、薄い空気でもいいやと深呼吸を繰り返し、雪をすくって顔を洗ってみた。
あまり景色に、興奮したのがまずかったのか。高山では、落ち着いて、ゆっくりと行動した方がよさそうだ。高山病は侮れない。
帰路は、ユングフラウ鉄道でクライネ・シャイディックに下り、そこからヴェンゲン、ラウターブリュンネンを経由してインターラーケンへ出た。この路線の車窓も素晴らしい。
傾きかけた柔らかな陽の光を受けたアルプスの山々が青空にくっきりとそびえていた。
2001年登録
1 2
この記事へのコメントはありません。