フエの建造物群・上(ベトナム)

再建中の建忠楼

そこから南下しつつ東側エリアに入る。こぶりだが、きれいな建物があった。「タイ・ビン(太平)楼」と壁に書いてあった。12代皇帝カイディン(啓定)帝が1921年に建てた書斎などに使った建物だが、破壊されて2015年に修復を終えたそうだ。

見学も終盤、「ズエット・ティ(閲是)堂」という2015年に修復された建物は、1826年に建てられたベトナム最古の劇場。1日2回、宮廷音楽ニーニャックの演奏などがあるそうだが、今回は間に合わなかった。

「内務府」の近代的な建物などを見ながら、東側の門「ヒエン・ニョン(顕仁)門」から出た。この門がまた素晴らしい装飾で、様々な彩色、花や動物の彫刻に加え、陶器片を張り付けて模様を描いている。

ぶらぶらと歩いて4時間弱かかった。ちょうど夕方の帰宅ラッシュと重なってしまい、道路は主にバイクでいっぱいになってきていた。広い交差点を渡る必要があったのだが、横断歩道の歩行者信号が青で渡っても右折・左折のバイクは止まらずに結構なスピードで突っ込んできて、歩行者のすぐ前や後ろを通っていく。ぶつかりそうになるとしぶしぶブレーキをかける感じなので「轢かないだろう」とは思ってもけっこう怖い。バイクには歩行者も信号も関係ないようなので、ラッシュ時は注意が必要だ。

1993年登録

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