クイーンズランドの湿潤熱帯地域(オーストラリア)

草原には、道路のすぐ脇に白アリの巨大なアリ塚もあった。日本では木の家を食い荒らすが、こちらは土の家をせっせと作る。見たのは高さ1.5㍍ほどのものだったが、表面は硬いコンクリートのようだった。

カモノハシ、ポッサム…身近で暮らす動物たち

さて、シャングルに入る。「カーテン・フィッグ・ツリー」。イチジクの種が鳥などの動物によってほかの木の枝の上に運ばれ、そこで芽を出し、根を下ろし、その木に絡んで成長し、最後は絞め殺してしまうという。

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