ファテープル・シークリー(インド)

ここは皇帝の居住する建物で、親しい人たちと謁見する場所でもあった。扉がなく、ここも柱が外から見える。プライベートが守られたのかどうかは分からないが、低い柱で何層にもなっている。


ここまで見てきても「夏を涼しく」の発想で宮殿を造ったような気がしてならない。どこも閉め切らないように造られている。かつては「布や絨毯、木製の家具があった」という。
ムガールはモンゴルのことなので、遊牧民の生活のよさを取り入れたのだろうか。建物の横に「皇帝の風呂」があった。露天で、半カプセルのようなものは「上から水を落とすシャワーだった」という。

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