マカオ歴史市街地区(中国)

停留所名は覚えていないが、そこが「セナド広場(Largo do Senado)」の前だった。白地に黒い波打つような模様の入った不思議な地面に目を引かれる。真ん中には噴水もあり、これがポルトガルの植民地らしい景色なのだろう。

セナド広場に面した右手に真っ白な建物がまぶしかった。そのときはよくわからなかったが「仁慈堂」という1569年に設立した慈善団体の建物。強い日差しに映える。この広場は、のちに世界遺産に登録された建物で囲まれている。

広場を見渡していたら、観光客が入っていく建物が向かい側にあったので、ついていった。「民政総署」という建物。アーチ状の柱のある階段廊下を上がっていく。白壁には、青い絵がかかれたタイルが張ってあった。

約20年後にポルトガルに行った際に、青いタイルは「アズレージョ」とよばれるポルトガルの伝統的なタイルだと知った。

前日にガイドに聞いていた「盧廉若花園」という庭園を目指して、街並みを見ながらぶらぶらと歩いた。

22の建物と8つの広場がマカオ歴史市街として登録されているので、たぶん、街を歩き回っているときにいくつかの建物を見て、広場を通ったかもしれないが、世界遺産と意識していなかったので写真が残っていないので残念。そう大きな街ではないので大半は歩いて見て回れると思う。

その夜は、マカオに来た最大の目的ともいえるカジノにも当然足を伸ばした。ラスベガス同様、カジノに貯金することになってしまったので、引き出すためにも次の機会があればいいのだが。

2005年登録

 

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