おいしいメキシコ料理 エスカモーレ
アリの卵がこんなに大きい!?
メキシコシティ郊外のテオティワカンに行った帰り、ホームステイ先のカスティージョ夫妻とレストランに入った。夫妻がなにやら店主と話していて、出てきたのが米を使ったような粒々の料理だった。
カルメンさんに「おいしいわよ」と言われて、いつも通りトルティーヤに巻いて食べた瞬間に、2人が笑い出した。「なんだと思う?」「米?」。また大笑い。
「タマゴアリ」とマリオさんは日本語で教えてくれた。「エスカモーレ」という料理で、巨大な黒アリの卵と野菜やペーストなどで混ぜ合わせてあった。
正体を聞いてちょっとびっくりしたが、おいしいのでもう1本たべた。よくみると、粒は米ではなくて「卵」。大きさが米ぐらいもある。軟らかく、炊いた米と似た食感だった。
そういえば、遺跡を歩いていてマリオさんが巨大な蟻がいると「タマゴアリ」と教えてくれたのを思い出した。「食べられる」ということだったのだろう。食材としては高級だという。
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