おいしいロシア料理 ペリメニ
家族みんなで手作り水餃子
モスクワに行った時にレストランの昼食で食べたペリメニは、シベリア風の水餃子だそうだ。形は日本で食べる餃子を同じような形。スープは少なかったが、コクがあり、ビールもウオッカも、これで相当胃袋に入っていきそうだ。
シベリアのイルクーツクのホーステイ先では、お母さんに呼ばれて「ペリメニ作るからお父さんを手伝って」と言われた。すでにテーブルではお父さんがペリメニを作っている。
日本でも餃子を家庭でつくるのと同じ。餡はたぶん牛肉を使って野菜を混ぜている。テーブルには餡の入ったボウル、丸い皮が積まれている。
お父さんの指導で、まず皮の真ん中に餡をのせ、まず普通の餃子を作るように、皮を折って半月形にして端を水で濡らしながら止める。その後が難しい。半月の端と端をくるっと合わせて止めると、モスクワとは違って丸いシュウマイのような形になる。モスクワではシベリア風といっていたから、こちらの方が「正統」なのだろう。縁を整えて出来上がり。
最初はその丸くするところがうまくいかず、いびつになっていたが、次第に慣れてくるとお父さん並みのペリメニが作れるようになった。
鍋に少し味がついたスープで大量に煮て完成。スメタナ(サワークリーム)をつけて食べる。
翌日は残ったペリメニをフライパンで焼いてくれた。2度おいしかった。
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